俺の学校生活は、早々に終わりを迎えていた―― 持っていたエロ本を教師に見つかって以来、学校一のエロ好きというレッテルを貼られ、その噂は学校中に広まっていた。 男子からはエロ魔人とあだ名され、女子は遠巻きに見ながらヒソヒソ話。 そんなある日、上級生の女子生徒が教室にやってきた。 西園寺先輩。クールな雰囲気をまとった美人だ。 何の接点も無さそうな先輩が一体何の用なのかと思っていると、なんと自分を探していたのだと言う。 それも学校一のエロ魔人との評判を聞いて、ぜひ力を借りたいと言うのだ。 ……だけどそれは、想像 ...