会社と自宅を行ったり来たりするだけの毎日を過ごしている男。 そんな毎日にほんの少し嫌気が差していた頃、いつものように帰宅するとそこには田舎でよく遊んでいた幼なじみが待っていた。 「こっちの学園に通うことになったので、今日からよろしくお願いします」 突然のことに驚きながらも、綺麗に育った幼なじみとの生活は胸躍る素晴らしいものになると確信した……のだが 「そういうトコうるさいよね」 始めは礼儀正しかった実莉も、慣れてしまえば年相応の生意気娘に? 注意しても聞かない、食事もテキトー、そんな態度に我慢我慢、我慢を ...