■ あらすじ 彼女の望みは、幸せなまま ’終わる’ こと── パワハラ被害から自殺しようとも死ぬ勇気のない主人公、小清水朔。 会社をサボった日にナギサと名乗る少女と出会い、一日限りのデートに興じる。 しかし実はナギサは偽名で、本名は桂木望。 しかも冗談混じりで「両親を殺した」と告白してきた。 謎が多いままのデートの流れで、朔は望と一夜を共にするが…… 「最期に楽しかったって言えて、私、幸せだった。──ばいばい」 そう言い残し、望は身を投げて──命を絶った。 しかし──次に気がつくと朔は、望とデート中の時間 ...