夏のグラウンドで流れる、清い汗。 ひたむきに努力するその姿は、あまりに眩しく、神々しい。 陸上部に現れた期待の新人さん。 銀色に輝く髪をなびかせ、誰よりも速くトラックを駆ける彼女は、俺たちにとって遠い憧れ……のはずだった。 「これもトレーニングの一環だ」 「先輩の言うことは、絶対だろ?」 ロッカールームの熱気、まとわりつく視線、そして拒否できない命令。 最初は抵抗していた彼女の瞳から光が消え、潤み、やがて熱を帯びていく。 純真なアスリートの身体が、努力とは違う汗で濡れそぼり、俺たちの前で未知の快感に喘ぎ、 ...