いつもどおりの朝。 いつもどおりの町。 いつもどおりの道。 いつもどおりの声。 こはるとは、幼い頃から仲が良かった。 俺が勉強を教えやって、やっとの思いで同じ●●に進学できた。 俺たちは付き合うことになった。 バカみたいな笑顔のあいつも、イタズラされて困る俺も、ずっと変わらないと思っていた。 【蒼沙(アオサ) こはる】 主人公カケルの後輩。陸上部。 近所の幼なじみでもあり、カケルのことを「お兄ちゃん」と呼び慕っていた。 ●●にあがってから慣れない敬語を使うようになる。 元気が取り柄でカケルをからかうのが好 ...