江戸の外れ、夜毎に灯りが揺らめく幻の遊郭「紅灯楼」。そこは、人間と妖が共存する隠れ里のような場所であり、選ばれた者だけが辿り着ける秘密の楽園。美しき花魁たちは、ただの人間ではなく、人ならざる妖たちが化けた姿であると言われていた。 細くしなやかな体つきと、柔らかな毛並みを持つ胸、艶やかな笑みを浮かべる妖艶なメスケモ花魁たち。男たちは彼女らのご奉仕に酔いしれ、その身を骨抜きにされることを望んで紅灯楼を訪れる。 「…どうぞ、身も心もお預けくださいませ。快楽の極みを、存分に…」 遊郭の一室で、紅の簾越しに現れた彼 ...