かつて大きな戦争があった。 兵力で圧倒され負けそうになった国は、禁忌を●す。 人間を模して作られた生物兵器を投入し逆転を図ったが それでも勝利を掴むことはなかった。 その戦場で最も恐れられていた女剣士がいた。 対峙すれば必ず死ぬと恐れられ、この戦争でも 最も多くの人間を斬り、終結に貢献したとされている。 その女剣士は、戦争終結とともに姿を消したという… そして十余年…… 戦争は終わったが、その時に生み出された生物兵器は 残り続け、見境なく人を襲っていた。 人が生み出し残した罪…その生物兵器は「残罪」と呼ば ...