いつもの朝。 いつものように玄関で旦那の出勤を見送る美月。 朝食の後片付けをする為、玄関を閉めようとしたその隙間にスッと靴が割って入る。 「はっ!」と何かに気付き、たじろぐ美月の一瞬の隙を突き強引にドアを開ける男。 あの頃よりもかなり老け込んだ身なりになったが、間違いない。 美月には忘れたくても忘れる事の出来ない男の姿がそこにはあった… 漫画本編16ページに、今回オマケとして制作前のプロットや絵コンテ、下書き それと描く予定だった幻の第2話の絵コンテの方も合わせて56ページを加えた 全72ページの作品とな ...