【物語】 逢花は、白い髪を持っていることから母親にさえ「化物」と呼ばれていた。 ある雨の日、逢花は母親に捨てられてしまう。 それを見つけた【楼桜館】支配人の紫藤は逢花に手を差し伸べる。 【楼桜館】―ろうおうかん― それは見目麗しい少年たちが働く陰間茶屋で、逢花はそこに住み込みで働くことを決意する。 この物語は、泣き虫な逢花が立派な陰間に?なるまでの物語である。 【登場人物】 ■逢花(おうか) 20歳 CV:冬木兎衣 産まれ付き白髪の少年。 遊郭で産まれ、女として育てられる。 しかしその見た目のせいで「化物 ...