他を圧倒する剣技を持ちながら、奢らず、打算にとらわれない優しさを持つ聖騎士、レイラ。 そんな彼女に自国の姫から重大な任務が与えられる。 レイラが所属する国、エディンバラ王国と戦争を繰り広げるドーヴァー王国に和平の使者として赴いて欲しいとのこと。 向かったその先で一人の青年、ルークと出会う。 女慣れこそしていないが真面目なルークと接しているうちに、彼女の女心は彼に惹かれていく。 しかしそれも刹那の幸福。 ドーヴァー王国の王、ウィリアムがレイラに目をつけたのだ。 目的のためなら手段を選ばない王。 ウィリアムは ...