男ばかりの野球部の合宿へ、 マネージャーの彼女も参加することになった。 部長率いる不良の上級生たちは消灯時間後も部屋で騒いでいる。 下級生の僕は布団の中で眠れずにいた。 しばらくして坂上部長が一人部屋を出て行くようだ。 女子マネの部屋行ってくると言い残して…… 恐怖と焦燥感の中、僕は布団の中で震えながら、上級生たちの話し声を聞いていた。 大丈夫だ。何でもない。何もおこらない。 僕はそう願い、何もできないまま時が過ぎるのを待つことしかできなかった。 COMITIA139、COMITIA140の同人誌をまとめ ...