文芸部に所属する阿部典明は、部長の神宮寺先輩と二人きりで読書を楽しむ。 ヤラせてくれない先輩。近くて遠い、憧れの存在。 寡黙。無愛想。たまに口を開けば、文学的に冷淡で毒舌。 告白してきた男をすべてなぎ倒してきた先輩。 ガードが固いどころか、全方位的に男をよせつけないオーラが充満している。 当然、非モテ・陰キャの阿部が攻略できるようなタマではない。 のはずなのに、そんな先輩のスカート丈がやけに短い。 いつもは短くないのに、なぜ? どういう心境の変化なのか。もしかして僕を誘っている……? チラチラと覗ける先輩 ...