「貴方の所で飼育してる気色の悪い生き物……アレ全部、処分してくださらない?」 校舎裏に呼び出された男子生徒に、生徒会副会長が冷たく言い放つ────── 学内ヒエラルキーのトップに立つ「床司 沙苗」。 彼女に目をつけられ、嵌められた生物部部長は 理不尽な要求を突きつけられる。 弱みを握られ、為す術なく沙苗の仲間に取り囲まれ嘲笑われる部長。 うずくまる彼を足蹴にしつつ、高らかに笑い声を上げる沙苗。 そんな彼女の顔面めがけて────── 何処からともなく、ピンク色の軟体生物が降ってきたのだった。 ------- ...