瑞取マナカは冴えない事務の派遣社員。毎日うんざりしながら職場に通っている。 上司からのダメ出し、正社員たちからの嫌味、増えていくアルコールの量。 (私の人生って何なんだろう…) 彼女のストレスは近いうちに限界に達することが目に見えていた。 いつものように地下鉄で通勤しているマナカ。 満員電車に揺られていると尻尾に異変があることに気づく。人の手の感触に息の荒い呼吸…自分が痴●に遭っていることを理解した。 助けを求めようにも恐怖で声を出すことができない。無情にも彼女に起きている事態に周囲の人々は関心がなく、痴 ...