◆凛花編 「すぅ〜っ!学院の屋上空気がおいしいなぁ! ぽかぽか気持ち良くて、人もいない……絶好のボッチ飯日和だ!」 名門女学院。聖ニンフォ学院の共学化。 清楚な美少女とのムフフな日々を妄想しながら入学した彼、城岡太一であったが、 結果はクラスに馴染めず、今日も一人でボッチ飯。 ある日、彼は成り行きで学院の二年生、宮崎凛花に昼食を分け与えることになる。 「いやぁ、食った食った。ありがとな。美味かったぜ! お前にはお礼をしなきゃいけねえな!つーことで、ここに横になりな!!」 「え、横に?お礼で?何で?……って ...