【PR】【あらすじ】 大手企業の重厚な扉をくぐり、僕は息を呑んだ。 入社してまだ数ヶ月、この会社の雰囲気には慣れないままだった。 広いエントランスホールを抜け、受付で来客の用件を伝える。 緊張で喉が渇く。 「タクミくん、お待ちしていましたよ」 受付の女性が内線で連絡を取ると、すぐに返事が返ってきた。 その声は、社長秘書のナミさんのものだった。 僕は心臓が飛び出しそうなほどドキドキしながら、言われるがままに社長室へと続く廊下を歩いた。 社長室の扉の前で立ち止まり、ノックをする。 「はい、どうぞ」 艶やかな声が聞こえ、僕は恐る恐る扉を開けた。 【音声収録時間】 11分37秒 【ファイル形式】 WAV ※この作品の紹介画像はAIで生成、加筆して制作しております。
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