「金、信用、そして私の貴重な時間が失われてしまったのだよ」 大会社の社長を前に、震え上がる男がいた。 彼が仕事でミスをして、その話である。 「ここで怒鳴り散らして、負債を負わしても良いのだが…」 社長は男に一瞥する。そして、語る。 「…それで未来の芽を摘むなんてマネは、私の信念に反する。そこでだ」 男は下げた頭に社長の眼差しを感じつつ、次の言葉を待った。 「キミの奥さんを愛人として迎えさせてもらう。 ―――拒否権はない」 男は脳裏によぎった『次期社長の座』という気持ちと『ただひとりの愛妻を渡す』という考えを飲み込んで、言葉を吐き出した。 「この上ない恩赦ッ!!」 私は、地位と名誉のため妻を愛人として差し出したのであった。 ―――妻はVIP専用ラブホへと向かっていった。 ---------------- ★スペシャルサンクス★ ミルさん、ならびにハジマニアデビルの皆様
FANZA
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