【PR】サークル飲みの帰り道 後輩に肩を借り、ふらついた足取りで歩く。 彼女に振られた傷が癒えず、ついつい飲みすぎてしまった…。 後輩の工藤は、そんなに喋る奴じゃないけど? なんだかんだ俺を気遣ってくれるし、懐いてくれてるんだと思う。 …そして目を覚ますと、俺は工藤のベッドで寝ていた。 「ごめんっ、ここ工藤ん家だよな!?」 後輩に、酔った先輩の面倒を見させてしまったのか… そう思い反省していると、工藤が顔を近づけてきた。 「ゆみって元カノの名前ですか?」 えっ、俺、そんなことこいつに話したっけ…?! 寝起きの頭で必死に考え焦っていると、工藤の顔がさらに近づく。 「…ん、なに?」 「陸先輩」 工藤はそう一言つぶやくと、俺の唇を奪った。 え...?今、こいつにキスされた? 困惑している俺をよそに、 真っ直ぐな目で見つめてくる工藤。 「先輩、俺じゃダメですか?」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 本文46P+表紙+事務ページ 本文黒線修正
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